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アトピー性皮膚炎について

アトピー性皮膚炎とは一体なんなのか❔

アトピーという名称の由来は、「特定されていない」「奇妙な」という意味のギリシャ語であり、アトピー性皮膚炎という言葉が医学用語として登場するのは、1933年のアメリカでした。アトピー性皮膚炎の方には、ある特徴があり、その特徴とは、手足の冷え、ほてり、下痢や便秘、首筋や肩のこりなどの自律神経を伴った症状が多く発症していることが多いのです。

そして、アトピー性皮膚炎は年齢にも多く発症する年齢層があり、0~19歳が全体の36%、20~44歳が44%を占めていて、子供の大切な成長期~思春期、そして成人以降に多く確認されます。

今回は、アトピー性皮膚炎に対する考え方とカイロプラクティックでの対策法をお伝えしていきます。

一般的なアトピー性皮膚炎の対応

アトピー性皮膚炎に対する治療は、薬物療法によって皮膚の炎症を抑えることが一般的になります。 薬物療法には、ステロイド外用薬、非ステロイド外用薬、免疫抑制の軟膏、保湿外用薬、抗アレルギー薬などの内服が用いられますが、それらすべては対処療法にすぎません。 

アトピー性皮膚炎の原因としては、主に生活習慣による食事や精神的ストレスなどの外的要因をきっかけに発症すると考えられています。

カイロプラクティックでアトピー性皮膚炎に対応

アトピー性皮膚炎は、自律神経に大いに関係していると考えられ、交感神経と副交感神経のバランスとても重要です。

交感神経の働きは、仕事やスポーツなどをする時に精神活動を活発にしたり、心臓の鼓動や血圧を高めるのは交感神経の働きです。

副交感神経の働きは、肝臓や消化器官の働きを活発にし、エネルギーを吸収する時、睡眠、休息をとる時など優位になり、

緊張から解消されリラックスした気分になる働きをします。

自律神経の信号を出すのは脳であり、脳からの信号が神経を伝わり体の中を駆け巡り働きをします。

ですが、神経の流れが阻害(サブラクセーション)されると、正確な情報が脳に伝わらず適切な対処ができない状態になってしまい、自律神経のバランスが乱れてしまいます。これが、体の不調を起こすきっかけなのです。

神経バランスがうまく取れず、過剰に副交感神経優位になるとリンパ球が増えすぎてしまい、アレルギー反応が過剰になってしまいます。 また副交感神経が優位になり過ぎると、血管が拡張し血流が悪くなっている状態になります。 そのため体の老廃物を排毒する働きも落ち、肌から毒素を排毒するといった反応がアトピー性皮膚炎になります。

反対に交感神経が過剰になると白血球の顆粒球が増加し、細菌を退治してくれる働きがありますが、過剰に交感神経が優位になると、細菌を退治に必要な活性酸素が増加します。活性酸素が多く発生すると皮膚の乾燥や傷口が治りにくい、皮膚の炎症などの原因になります。 

このようにアトピー性皮膚炎は自律神経のバランスの乱れから発症していることになります。 自律神経のバランスが正常であれば、過剰にアレルギー反応が起こることはありません。

カイロプラクティック・ケアによってアトピー性皮膚炎の根本原因を取り除き、健康的な身体を取り戻しましょう!