便秘
便秘の原因は自律神経のバランスの乱れ
便秘の原因って一体何なのか?
厚生労働省によって行われた国民生活基礎調査によると、 人口1,000人あたりの便秘有訴者数は37.8人。
これは、日本人の476万人は 自分は便秘と自覚していることになる値です。
有訴者数は加齢とともに増加し 60歳以上になると男女ともに急増します。
一般的に便秘のタイプは3つに分けられ、「弛緩性便秘」「痙攣性便秘」「直腸性便秘」があります。
その多くの原因は、過度なダイエット、食物繊維の摂取不足、運動不足、加齢、不規則な生活、精神的ストレスなどが考えられます。
一般的に便秘の治療法としてあげられるのは、下剤の投与、生活指導、食事療法、運動療法などが行われます。
ですが、症状が緩和する事はあっても根本原因の改善には至りません。
外的要因が便秘の根本原因とするならば、便秘の人、便秘ではない人がいるのでしょうか?
便秘の対策をする事は、悪いことではないので、そのまま実行していただき、大事な事は、
「身体の内に意識を向ける事」です。
カイロプラクティックで根本原因にアプローチをしていきます。
カイロプラクティックでの対処法
人間は、自律神経(交感神経、副交感神経)によって全働きをコントロールされています。
自律神経のバランスが乱れる事で体に何らかの症状が発生する事が多々あります。
胃腸は、副交感神経に支配されていて、副交感神経が優位になると胃腸は働き始めます。
ですが、副交感神経の神経が圧迫すると胃腸の働きが悪くなり、交感神経が優位になります。
交感神経が過剰になり過ぎていると、大腸の腸内運動は低下し、便は停滞して水分がどんどん吸収されて出にくい状態になります。
便が溜まる事で、大腸内で悪玉菌が有害物質を産生して、腸内ガスを発生させてお腹が張るのです。
また、有害物質によって、血液が汚れて、顔や背中に吹き出物が出来やすくなります。
また、女性の場合は月経に期間に影響されやすくなります。
女性ホルモンの「プロゲステロン」というホルモンは大腸の働きを制御する働きがあり、
過剰にプロゲステロンが分泌される事で便秘になりやすくなるのです。
神経の流れを良くする事で、様々な症状を予防する事ができるのです。